サンゴ増殖事業 半年後の成果
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22.01.31ブログ
池間島にありますマリンレジャーショップは八重干瀬会という会を作っており、地元池間漁協とともに様々な事業に取り組んでいます。
その一環として昨年よりサンゴ増殖事業を行って、陸上水槽でのサンゴの産卵、着床、海へ戻して育てるといったことを行っていますが、
約半年前に生まれて着床したサンゴたちのチェックに行ってきました。
毎月1回ほどのペースで様子を見に行ってるのですが、今回は専門家と一緒に確認DIVE。
2か所に分けて設置した架台の上に並べられた約200個のブロック(サンゴのついた着床具)を一個ずつチェック、
じっくりと確認していくので1ポイント約90分のロングダイビング、老眼になってきた当方は水中に虫眼鏡持参で、色々と厳しい((+_+))。
全く移動せずに、じっと観察なので寒くなりますし、1日2DIVEで限界です。
結果、海中の各ブロックがサンゴの苗床となっている種苗率はトータルで7割を超える好結果!
今回の種苗はちょっと珍しいヤッコミドリイシ、大きくなるとスズメダイが沢山隠れ住むようになるとてもきれいなサンゴなんで、今後の成長が楽しみです。
今年もGW前から新たに作業を行い種苗を増やしていく予定、色々と勉強させてもらいながらサンゴの海を守れる体制を作っていきます。